前回、夏のおもひで(4)と題して近鉄奈良線の旅を記事にしてみましたが、
そのとき立ち寄った大和西大寺駅の再現のお話=当Blogのいつもの話題です。
気づくと11/11=ポッキーの日。夏なんて昔の話。早くしないと冬が来そう…
IMG_7558
ずいぶん前ですがAKBの中古屋で懐かしいKATOの3灯式信号機を発見。
鉄道運行の再現を目指す当鉄道には様々な信号機ねたがあるので並べて記念撮影…
左から順にKATOの豆電球信号機、Tomixの現行LED信号機、Tomix旧製品の麦球信号機、GM信号機を極小LEDで点灯化したもの、そして後で紹介する今回のネタです。
 
6年前になんとなく場所があったので思い付きで初めた大和西大寺駅の再現。
このころの動画を見ると、本物感がとても乏しいですね…

続編の公開は5年前。このころは大和西大寺駅の再現を目指してポイントを徐々に増やしていました。
でもLoftの壁をぶち抜く前なので奈良線が急カーブで車庫や橿原線に寄り添ったり変な感じ…

これが現在の当社Loft周回レイアウトにある大和西大寺駅の様子です。
関東方面への出張の際に地道にAKBに寄り道してポイントを買いあさった結果、
現在では留置線を含む大和西大寺駅の構内をほぼ再現できています。
(最近なくなった留置線と、製品化されていないシングルスリップスイッチが異なる)
ここまでできたら早くホームや架線柱を建ててそれっぽく仕上げたいですが…
78e65695.jpg
ホームや駅舎は以前モックアップを組んだところで中断中。その理由は…
CIMG0169
架線柱や信号機の配置が決まらないとホーム柱との位置関係が決まらない、
信号機の配置は点灯化する信号機のサイズや配線が決めないと決められないからです。
一番ややこしいのが3,4号線の奈良・橿原方にあるこの信号機。
出発信号機は背板なしだし、入換信号機は市販化されていない3現示式だし、どう再現したらいいのやら…
IMG_7518
ということで、さくっと3DCADでモデルを作って…
IMG_7546
DMM.makeさんに注文してみました。
名付けて「1/150ファインスケール信号機セット(大和西大寺駅再現編)」
IMG_7561a
以前うちの3Dプリンタでも出力を試みましたが、
家庭用の精度では日よけが全く再現できませんでした…
でもDMM.makeさんの高精度出力サービスならこのとおり。
積層痕が多少あるけど、製品と大差ない出来栄え。日よけは製品よりも長くて本物っぽい。
黒色で出力したから塗装も不要!(この写真見ると透けてる気がするから板厚UPしようかな?)
IMG_7559a
入換信号機をファインスケールで3Dモデル化して気づいたけど、
GMさんの信号機はほぼファインスケールなんですね。
この写真の左上に3現示式の入換信号機が写ってますが、
これは大和西大寺駅にはたくさんある標準的なもので…
IMG_7596a
3,4号線の奈良・橿原方の日よけがとても長~く、しかも向きが普通じゃない入換信号機も作ってみました。
こんなに高精度の信号機をたくさん出力してもなんとたったの●●●●円!
在庫少ないGMの信号機を買いあさったのはなんだったんだ?という値段で出来てしまいます。
この信号機専用の基板をセットにして売ったらいい商売になりそうな気がします…
でも、自分で使う信号機の組立さえ面倒になってしまう小ささ。
作ってはみたけど使いこなせないまま早や数か月経過中…